アンナ・ファリスが回顧録「Unqualified」で明かした7つの事柄
2018/06/27
2017年10月24日に、回顧録「Unqualified」をリリースした女優アンナ・ファリス(40)。その中で、最初の結婚についてや、今夏離婚を発表した2人目の夫クリス・プラット、最愛の息子の出産秘話などを明かしています。
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アンナのファーストキスは16歳のときで、パーティで酔っ払っていたときの出来事だったそう。初体験はその1年後、17歳のとき。相手はワシントン大学に通うChad Burkeという年上の彼氏でした。アンナは最初の結婚をするまでに5人の男性と経験を持った、とまで告白しています。
アンナと最初の夫ベンジャミン・インドラ(以下ベン)の出会いは、1999年のホラー映画「バレンタイン・デイ」での共演でした。2人は2004年に結婚し、2008年に離婚が成立しています。
NY Daily News
アンナより2歳年下のベンが、最初にアンナにプロポーズしたのはアンティークショップで、突然アンナに指輪を選ばせて購入し膝まづいて求婚しました。アンナは友人や店員の目の前で将来の約束をしたくない、またベンと結婚したいかどうかまだわからない、という理由でこれを断りました。
2度目のプロポーズは半年後。ホテルでディナーを食べたあと、とってあった部屋に行くとベッドがバラの花びらで覆い尽くされており、またもやベンは膝まづいてプロポーズ。今回は「イエス」と答えたアンナでしたが、このときのことを「両親に報告するの嫌だなぁと思ったのを覚えてる。もっとよく考えるべきだった。」と振り返っています。
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アンナは2007年4月に、和解し難い不和を理由にベンとの離婚を申請。アンナは、お互いのことをよく知らないのに結婚を急いでしまったことに気づいたと述べています。 離婚直前に夫婦でイギリス郊外に旅行した際には「楽しかったわ。毎日お互いに会話を繋ごうとしてたこと以外はね。」「2人にもはや共通点すらないことに気づいた」のだそう。
クリスとの出会いは、2011年公開のコメディ映画「パーティー・ナイトはダンステリア」の撮影現場(この映画は4年間お蔵入り状態だった)。
「彼に初めて出会った時、一番惹かれたところは自分が幸せになる術を知ってるところ、ツイてない日でも精一杯生きる術を知ってるところだった。」というアンナは、クリスに出会ったときまだベンと結婚していました。撮影現場に当時の夫ベンが訪れたとき、共演者のトファー・グレイスがアンナのもとに駆け寄り「アンナ、あんな男となんで一緒にいるんだよ?」と言われ「顔に大量のしぶきがかかったような」衝撃だったと語っています。
結果アンナの背中を押す役目をしたトファー・グレイス(写真右)。
しばらくクリスの恋の相談相手として接していたアンナですが、彼に恋愛感情が芽生えていったことは否定できませんでした。トファーとの上の会話の後、アンナはベンに電話して別れを告げました。アンナはその時のことを「それからすぐにクリスの部屋をノックして『抱かれる準備できたわよ』って言ったの。」と振り返っています。その後2人の仲が急速に進展したのは言うまでもありません。
そうすると、ベンとクリスがかぶっていたのでは?という世間の声が聞こえてくるようですが、アンナはそれに答えるように「ベンと別れるまでクリスとは一線を越えなかったと言わせてもらうわ。でもそれで何かお祝いすることでも?その事実が私をヒーローにしてくれるわけでもない。結局、私は一線を越えたかったのよ。どうしても。それに、明らかに私は彼に対して気があったの。浮気はしなかったけど、完璧に無実とも言えない。」と当時のクリスへの心の揺れ動きを語っています。
結局、アンナが前夫からクリスに乗り換えた形になったため、前夫に慰謝料90万ドルと家を手渡したと報じられました。
とはいえ、ついにクリスと結ばれたアンナは
「問題なのは、クリスと付き合い始めたらすぐに彼と結婚したくなってしまったこと。今まで経験したことがないほど、セックスが良かった。」と赤裸々に明かしています。
2009年に友人の結婚式に出席するためバリ旅行へ行ったアンナとクリス。すでに結婚の約束を交わし親の承諾も得ていた2人は、2人だけの駆け落ち挙式をしました。その3年後に、70人の招待客を招いてワシントンでちゃんとした式を挙げています。「私の父が司祭を務めた式はまさに私達の求めてたものだった。」とアンナ。
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最初の離婚の後、アンナは映画「キューティ・バニー」(2008)に出演し、プレイボーイのプレイメイト(ヌードモデル)を演じました。これを機にアンナは唇にコラーゲンなどを注射してふっくらさせることを決意しますが、友人にあからさますぎてバレるとやんわり指摘され思い留まっています。
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しかし、30歳の時に受けた豊胸手術については後悔していないようです。クリスは彼女の決断を支持し「ハニー、君がどうしようと俺は君の体が好きだよ。」と励ましてくれました。アンナは10年たった今でも、やってよかったと満足しているようです。
2017年9月にアンナとクリスの離婚が報じられるまで、おしどり夫婦として世間に見られていた2人ですが、実際は必死で理想の夫婦像をキープしていました。「しばらく前にクリスが私に、こんな風に注目を浴びる夫婦関係にかなりのプレッシャーを感じていないか?と聞いてくれたの。私は感じてると答えた。その彼の質問で私は、彼もおそらく同じように感じているんだと悟ったの。」
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「私達は『攻撃は最善の防御』だと感じていたのよ。プライベートについていっさい喋らない夫婦になるかわりに、おバカな写真を投稿した。人々に私達の生活をある程度まで明かすことにしたのよ。」
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しかし2016年、クリスが女優ジェニファー・ローレンスと共演した映画「パッセンジャー」の後、すべてが変わったと言います。
著書の中でアンナがジェニファーについて語った部分はこちらに書いてます。
アンナ・ファリス「ジェニファー・ローレンスは何も悪くない」
アンナは35歳のときに待望のクリスの子供を授かりました。後にジャックと名付けられたこの赤ちゃんは、わずか30週と1日でこの世に誕生し、NICU(新生児集中治療室)へ運ばれました。生後4日目にアンナとクリスは医者に呼ばれ、ジャックが脳出血を起こしており厳しい状態であること、成長していく上で身体障害者に成る可能性があることを告げられました。
アンナは「クリスと私はともに手を握り合い、希望を持ってその問題に向き合った。できることはなんだってやった。」 と語っています。その結果夫婦の絆はとても強くなったと言い、現在5歳になるジャック君は元気いっぱいに育っており、「好奇心といたずらの塊」なのだそう。しかしジャック君には、今でも身体的な問題はあって、歩く足音が大きいのでよくつま先で歩いているそうです。また、眼鏡をかけていて、視力強化のために一日に20分はアイパッチをつけなくてはならないのだそうです。けれどアンナは「それらは大きなチャレンジではあるけれど、私達は自分達を極めてラッキーだって思ってるのよ。」と前向きにとらえているようです。
先日熱愛が報じられた新恋人も、撮影現場が出会いなので、アンナは共演者キラーと言えるかもしれません!
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