コリー・モンティスの母親「リア・ミシェルの電話で息子の死を知った」
「glee/グリー」のコリー・モンティス(享年31)の死から5年。
彼を女手一つで育てた母、アン・マクレガーさん(67)が息子の死のニュースを聞いた瞬間や、その後の話をPeopleのインタビューで語りました。
コリーは2013年7月13日、カナダ・バンクーバーのホテルで遺体で発見されました。
死因は、モルヒネ、コデイン、ヘロイン、アルコールの同時摂取による混合薬物中毒。
コリーは過去に3度リハビリ施設に入り、ドラッグ中毒を克服しようともがいていました。
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コリーの母アンは、コリーのかつての恋人リア・ミシェルから息子の死を聞かされた時のことを振り返り、こう言います。
「リアから電話がきて、彼女は電話越しに叫んでた。『本当なの?コリーのこと本当なの?』って。私は『何のこと?』って言ったわ。何も聞いてなかったから。それから警察が玄関の戸を叩いたの。」
ドラマ「glee/グリー」での共演をきっかけに、コリーと交際していたリア。
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「知らせを聞いた時、茫然自失の状態に陥った。ただすべての感情を止めて、なんの感覚もなかった。」
「これは現実だとわかっていたのに、『コリーはロサンゼルスにいる。すぐに電話してくる』って自分に言い聞かせてた。私は未だにいつもギリギリの所にしがみついているのよ。人は自分の大事な誰かを失ったとき、生きるすべての理由を失ってしまうの。」
と、コリーの死から数週間が経ってから、息子を失ったことをだんだん実感してきたとアンは言います。
そして死の直前、コリーはバンクーバーに部屋を借り、結婚して子供が欲しいと母親に話すなど、家族を持つ将来を思い描いていたそうです。
「生きてたら良い父親になっていただろうと思うわ。息子は十分に成し遂げて、ハリウッドから飛び出して本当に生きる準備ができていた。本当に楽しみにしていたのよ。」
現在アンさんは、コリーが俳優業の他に情熱を注いでいた仕事に目を向けています。
それは、若者が無料で演技のレッスンを受けられたり、非行に走ったり虐待を受けた子供たちに音楽の教育を提供する非営利団体のプロジェクト。
「コリーは死にたくなかったはずよ。それについては疑いはない。でも、彼は人々の心に永遠に入り込んだのね。」
今でも「glee/グリー」のあのフィンがいなくなってしまったなんて信じられないです。
世界中のgleeファンがそう思っているはず。