エヴァンジェリン・リリー、「LOST」でヌード強要「悔しくて震えた」
ドラマ「LOST」のケイト役で有名な女優エヴァンジェリン・リリー(39)が、「LOST」の撮影を振り返り、裸になるシーンを強要されて嫌な思いをしたことを明らかにしました。
LOST コンパクトBOX 全巻セット (シーズン1-6) [DVD]
8月1日(水)ポッドキャストThe LOST Boysで「シーズン3の撮影で、部分的にヌードになるよう追い詰められて嫌な経験をした。選択肢がないと感じた。」と語ったエヴァンジェリン。
「撮り終わったとき、悔しくて震えた。私は泣きじゃくったわ。そしてその後も、とても恐ろしくて、とても強烈なシーンを撮り続けなければならなかった。」
うろ覚えですが、シーズン3のケイトでそういうのが思い浮かぶのは、囚われたソーヤーと獄中での濡れ場ですかね?
「シーズン4でも、ケイトが裸になるシーンがあった。そのシーンをどうにかしようと努めたけれど、またもやどうしようもなかった。だから言ったの『もういい、これで最後にして。あなたは好きにシナリオを書けばいい。私はやらないから。このドラマで2度と服を脱ぐものですか!』って。それでもうヌードはやらなかったわ。」
2004年から6年間、「LOST」でケイト役を演じたエヴァンジェリンは、ケイトのキャラクターについてもこう語っています。
「はじめの頃はクールな子だったのよ。でも番組が続いていくうちに、どんどん意外性のない嫌な女になっていった。」
「部屋で台本を読んだあと、かなりイラついて台本を投げたりしたわ。だって彼女の持つ自主性が少なくなって、彼女自身の物語も減らされていたから。」
と、キャラ描写をしっかりしてもらえないことに不満を持っていたようです。
アメリカの人気ドラマによくありがちですよね。
とにかくシーズンを引き延ばすために、キャラもストーリーもめちゃくちゃになっていく・・・という。
このエヴァンジェリンの告白を受けて、「LOST」の製作総指揮を務めたJ・J・エイブラムスは、直接謝罪するため個人的にエヴァンジェリンに連絡をしたそうです。
「メディアで彼女がしたコメントへの私たちの対応は、すぐに彼女に連絡をとって、LOSTの撮影で彼女が体験したことを深くお詫びすることでした。まだ彼女に連絡がとれていませんが、深く心から申し訳なく思います。仕事をするにあたって、誰も危険を感じるべきではない。以上です。」とJ・J・エイブラムス。