【ザ・ヴォイス】アダム・レヴィーンが故クリスティーナ・グリミーへトリビュート
2018/05/24
４月２５日（火）ＮＢＣのオーディション番組「ザ・ヴォイス」の中で、同番組から誕生した歌手クリスティーナー・グリミー（亨年２２歳）へのトリビュートとして、コーチのアダム・レヴィーン率いるチーム・アダムがビートルズの「Hey Jude」を披露しました。
Us Weekly
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この日、同番組でホストを務めるカーソン・デイリーが、昨年６月起きたクリスティーナの悲劇的な死に触れ、現在は銃による暴力・乳癌（クリスティーナの母親ティナさんも乳癌を発症）に苦しむ人々のための「クリスティーナ・グリミー基金」が立ちあげられたことを報告。カメラは観客席にいるクリスティーナの家族をとらえました。
カーソンは「この大事な瞬間に関わらせてもらえたことに感謝します。そしてクリスティーナ、私達は毎日ここ『ザ・ヴォイス』に君のスピリットを感じています。私達は君が大好きだし、君がいないことが淋しいのです。」と続けました。その後、「ザ・ヴォイス」シーズン６でクリスティーナの才能に惚れ込み、自らのチームに入れ指導したアダム・レヴィーンが家族へメッセージを送りました。
「あぁ、僕は彼女が大好きだった。ハッキリと言わせてもらう。みんなに言うよ。彼女が恋しい・・・。彼女がここにいないなんて不公平だよ。僕達はちょっと歌わせてもらおうと思う。彼女の名誉にかけて、すべての言葉を彼女にむけて歌うよ。ここへ来てくれてありがとう。クリスティーナ、みんな君が大好きだ。」
決勝ラウンドにすすんだファイナリストたちと歌うアダム。
クリスティーナは、２０１６年６月にフロリダ州オーランドでのコンサート後に熱狂的なファンから銃で撃たれ、搬送後に死亡が確認されました。アダムが葬儀代や母親の旅費の支払いを申し出たこともニュースになりました。
クリスティーナが「ザ・ヴォイス」に初登場したときの衝撃パフォーマンスがこちら。アッシャーやシャキーラなど大物歌手らが大喝采で彼女を褒め称えているところに、彼女の歌声のすごさを感じます。一方で、デビューすることがなければ命を落とすこともなかったのかも、と思うとやるせなさも感じて涙が出てきます・・・。