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【アイ・トーニャ】トーニャ・ハーディング、司会者に責められインタビューを中断

   

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2017年12月に全米公開された映画「アイ、トーニャ」のモデルとなった元フィギュアスケート選手のトーニャ・ハーディング(47)が、イギリスの朝の情報番組「Good Morning Britain」に出演しましたが、司会者の質問に途中で気分を害してしまい、インタビューを強引に終わらせるという珍事が起こりました。

右は「アイ、トーニャ」でトーニャ役を演じた女優マーゴット・ロビー

Getty Images

氷の炎―トーニャ・ハーディング

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1月9日(火)、トーニャは自身の半生をベースにした映画「アイ、トーニャ」の宣伝のために、男性司会者ピアーズ・モーガン(52)から生中継のインタビューを受けました。

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しかしピアーズが「おそらくあなたは被害者を演じるのが似合う。でも、あらゆる点での被害者はあなたではないと思う。足に攻撃を負ってオリンピックの夢を粉々にされかけたナンシー・ケリガンが被害者だと言える。」と言った途端、空気は一変。

何か言いかけたトーニャでしたが「あなたの番組に呼んでくれて本当にありがとう。でも今日はもう『サヨナラ、良い夜を』って言わなきゃならないわね。」と捨てゼリフ。

これに対し「僕があなたじゃなくてナンシー・ケリガンが被害者だって言ったから去るのか?」とピアーズがたずねると、

トーニャは「多くの人が虐待の被害者なの。そして自分自身で立ち上がることができない。だからみんなが理解してあげることが大事だわ。」と映画で描かれているように、トーニャ自身も母親の虐待の被害者だったことを主張。

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上の動画にはありませんが、
トーニャは「ナンシーはたしかに被害者だった。でも色々あったってことにも気づいてほしい。当時私が経験したことなんて誰も理解してくれてないように見える。だからこの映画を引き受けることにしたのよ。」と訴え、ナンシー・ケリガン襲撃事件が明るみになるまで自分は何も知らなかったと答えています。

ナンシー・ケリガン襲撃事件

1994年1月6日、リレハンメルオリンピックの選考会となる全米選手権の会場で、練習を終えたナンシー・ケリガンが何者かに襲われる事件が発生した。俗にいう「ナンシー・ケリガン襲撃事件」である。ケリガンは膝を殴打され怪我を負い全米選手権を欠場、ハーディングはこの大会で優勝を果たした。
事件発生から2週間後、1990年にハーディングと結婚し1991年に離婚した元夫であるジェフ・ギルーリーらが逮捕される。ハーディングにも疑惑の目が向けられ始めた2月1日、元夫がハーディングに不利な証拠と共に司法取引を受け入れた。全米スケート協会とアメリカオリンピック委員会はハーディングをオリンピックチームから追放しようとしたが、彼女は法的措置をほのめかしてそのまま留まった。(一時、アメリカ代表は全米選手権2位のミシェル・クワンに決まりかけていた。)

-ウィキペディアより

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