ブロディ・ジェンナー、インスタグラムで不適切発言を謝罪
2018/09/19
先月アメリカで2人の黒人男性、キース・ラモント・スコット(43)とテレンス・クラッチャー(40)がそれぞれ警察官に射殺された事件についてブロディ・ジェンナー(32)がインスタグラムに独自の見解を書きこみ、その後投稿を削除するという事態が起きました。
gossipcop
「普段こういうことに関して発言しないんだけど、このニュースはホントにバカげてる。ニュースを観てたら腹が立たずにはいられないよ。人種差別の問題じゃないんだ。白、黒、茶色、どんな色であろうと-警察官から乗り物から降りろと言われたら(それ以外にも何かするよう言われたら)-従うべきだ。そして従うだけでなく、すすんで指示されたことをするべきだ。なんで乗り物から降りるときに武器を持つ必要がある?(ニュースによるとそうらしい)意味わからないよ!もし銃を持ってなかったとしたら、なんで腕をあげて『銃は持ってません』って警官にアピールしないんだ?白人である自分がそのような危険性を感じた場合なら、そうするよ。世の中、人種の問題については収拾がつかなくなってる。俺は人種差別主義者ではないからこういう意見なんだ。人間は同等だ。俺を撃とうが、アフリカ系アメリカ人(黒人)を撃とうが、どちらも同じように心臓が鼓動をうつ人間だ。どうして、近頃なんでも差別差別って騒ぐんだ?」
おそらくブロディは、警察官に射殺された黒人のひとりキース・ラモント・スコットさんが、射殺される前に銃とマリファナを所持しており、警察官の指示を無視して後ずさりしたと報道されたことについての意見を投稿したものと思われます。もうひとりのテレンス・クラッチャーさんは当初「両手をあげろ」という警察官の指示を拒んだと報道されましたが、後に警察が公開した動画では両手をあげて自分の車の横に立って大人しく待っていたところを撃たれた様子がおさめられていました。
この投稿はコメント欄でフォロワーたちから非難を浴び、それに反応するかのようにブロディは「どんな命も大事だ」「憎しみは解決にならない」などのメッセージを書いた新たな投稿をしましたが、それらもすでに削除されています。
あまりの反響の大きさに、ブロディは9月30日の夜に謝罪の意をこめた新たなメッセージを投稿をしました。
「反応をたくさんもらって、ここ何日か色々勉強したよ。先週末の自分の不注意で見当違いな投稿について話をさせてくれ。ヴァイニー氏(博愛主義者)の社説を読んだりして、Black Lives Matter movement(ブラック・ライヴズ・マター運動。黒人が警官に殺害されるたびに全米の至るところで繰り広げられるデモ。)について調べたよ。自分の投稿が具体性や思いやりに欠けたものだったと気づいたんだ。」
チェンジ・イズ・ゴナ・カム~ブラック・アメリカが唄う自由と差別と人権と
「自分がちゃんと勉強してない分野について、不適切な発言をしてしまった。我が国ですでに論争されているこの問題を悪化させようなんて気は、決してなかったんだ。俺はアフリカ系アメリカ人のコミュニティを強く支持しているし、今回の自分の失言によって「Black Lives Matter」に関する知識をより得られたことは喜ばしいことだと思ってる。そしてこれからも前向きに、平和に、こういう会話をし続けてていけたらと願ってるよ。」
普段は金持ちのボン息子でちゃらちゃらしてるイメージのブロディですが、フォロワーたちからバッシングを受けたことによほどこたえたのか、かなりしおらしいコメント・・・。今回は、感じたままを発信したら思いのほか反響が大きくて焦った!!って感じですかね?たしかに人種についての発言はデリケートなカテゴリなので難しいところだと思います。
かつて「Princes of Malibu」や「The Hills」に出演したリアリティタレントのブロディ。現在はDJとして活動したり、2016年5月4日にインスタグラムで婚約を発表した婚約者ケイトリン・カーターと過ごす時間を楽しんでいる模様。
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