聴けばまた観たくなる「The O.C.」感動の名曲場面6選
2018/11/12
「The O.C.」を語る上で欠かせない存在なのが音楽。
山あり谷あり、次々と登場人物に襲いかかる困難に寄りそうように、流れる音楽がよりいっそう物語を彩ってくれます。
最初に断っておきますが、ここで挙げるものは超絶ベタなものばかりです(汗)。
そして、音楽の説明というより超絶ネタバレを書いてますので、これから観ようという人は要注意!
でも、観たことない人がネタバレを読んで「面白そう!観てみたい」と思ってくれたら、とても嬉しいです。
The OC <シーズン1-4> DVD全巻セット(45枚組)
Phantom Planetの「California」
シーズン1第1話「出会い」
すべてはここから始まった-。
チノの貧しい家庭に育ち、荒んだ生活を送る少年ライアンに手を差し伸べる弁護士のサンディ。
「こんな車に乗って、こんな家に住んでる人がいるんだ・・・」と初めて訪れるオレンジカウンティに驚くライアンの表情も改めて観たらまた新鮮!
このテーマソングなしで「The O.C.」は語れません!!
Jeff Buckleyの「Hallelujah」
シーズン1第27話(最終話)「絆」
この歌も「California」に続き「The O.C.」のアンセム的な1曲ではないでしょうか。
マリッサと別れていた期間に元カノ・テレサと関係を持ち、妊娠させてしまったかもしれないライアンは責任をとってチノに戻ることに。
ライアンを送りだしたマリッサはさみしさのあまり再びアルコールに手を伸ばし・・・。
マリッサだけでなくコーエン家も喪失感に包まれ、とってもさみしくなるシーズンラストです。
Oasisの「Champagne Supernova」
シーズン2第14話「レイニーデイ」
サマーは一緒にイタリア旅行へ行くはずのザックに空港で別れを告げセスのもとへ走り、三角関係に終止符を打ちます。
一方サンディも、弁護していた昔の恋人に別れを告げて無事キルスティンの元へ戻り、こちらの大人の三角関係も終了。
映画「スパイダーマン」をパロった宙づりキスシーンは名場面!セスとサマーが結ばれるとやっぱりホッコリしますね!
Imogen Heapの「Hide and Seek」
シーズン2第24話(最終話)「大切な人」
物語序盤で、前話で亡くなったケイレブ・ニコールのお葬式に参列するシーンでまずこの曲が流れます。
そしてラストシーン、トレイとライアンがマリッサのことが原因で殴り合いのケンカをした際、このままではライアンが殺されると感じたマリッサが発砲・・・
その瞬間にまたこの曲が流れて、どうにもこうにもやるせない気持ちのままシーズン2が終了します。
あのときの絶望的な気持ちが蘇ってくるかのようです。
Youth Groupの「Forever Young」
シーズン3第4話「ラスト・ワルツ」
シーズン2のラストでトレイを撃ってしまったことが原因で公立高校に転校したマリッサ。
マリッサは新しい学校になじもうと必死で、ライアンはマリッサが心配で仕方がない。
ここから少しずつライアンとマリッサはすれ違い始めるのですが、まだ2人は知る由もない・・・って感じの切ないラストです。
Coldplayの「Fix You」
シーズン2第23話「プロム」
プロムクィーンに選ばれたサマーと、相変わらず冴えないオタクのセスがプロムのステージ上で結ばれるシーンは今観てもトキメキます!
(セスを演じるアダム・ブロディ、実際はすごくモテたらしいのですがその片鱗が垣間見え、サマーを抱き寄せる仕草にキュンとします☆)
ライアンの兄トレイが原因ですれ違っていたマリッサとライアンも、お互いを信じて抱き合います。
ケイレブを遺産目当てで殺そうとしていたマリッサの母ジュリーが思いとどまる場面、サンディが妻キルスティンのアルコール中毒に直面する場面など、この1曲のあいだにシーズンラストにむけて物語がぐいぐい進みます。
動画元:YouTubeチャンネル[RANKING all videos!!!]
個人的にこの「Fix You」が「The O.C.」の楽しさと淋しさが隣り合わせの複雑な物語を象徴している気がして一番好きな曲です。
こうして書いていると、シーズンラストは特にクリフハンガー(次シーズンを観てもらうために宙づりのまま話をひっぱる)にするためもあるのか、淋しい終わり方が多いですね。
でも、全体を観たらコーエン家のシーンはいつもほのぼのして冗談ばかり言ってるシーンだったりしてつい笑顔がこぼれます。
やっぱり「The O.C.」は何度観ても面白い!
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