カーリー・クロス、物議を醸した芸者姿の写真を謝罪
2020/05/04
モデルのカーリー・クロス(24)が「Vogue」で芸者の格好をして撮影した写真が物議を醸したとして、カーリーが謝罪のツイートをしています。
VOGUE JAPAN(ヴォーグジャパン) 2017年 04 月号
これらの写真が何故問題なのかと言うと、その文化(主にマイノリティな文化)に慣れ親しんでいない人がファッション感覚で模倣する行為が問題なのだそう。
アメリカでは数年前からCultural appropriation(文化の盗用)という言葉をよく使われていて、今回のカーリーの写真もこの文化の盗用に当てはまると批判を受けたのです。
2月15日(火)にカーリーはよせられた攻撃コメントに対して謝罪のツイートをしています。
「これらの写真は私自身のものではない文化を盗用しているし、文化的に配慮に欠ける撮影に参加したことは心からごめんなさい。私のゴールはいつだって、これからも、女性に元気と力を与えること。私のこれからの撮影やプロジェクトにはその使命を反映させていくことを保証するわ。」
— Karlie Kloss (@karliekloss) 2017年2月15日
過去には、2014年9月に「Vogue JAPAN」で同じく芸者の格好をしたミランダ・カーが文化の盗用をしているとアメリカやオーストラリアなどで多くの論争を呼びました。
2014年11月号ヴォーグ・ジャパン
先日のジジの一件同様、日本では全くと言っていいほど気にする人いないと思うんですが…あまりに本物の芸者とかけ離れすぎていてwww
あくまで私個人の感想ですが。
ゼイン・マリク、アジア人差別でバッシングのジジ・ハディッドをかばう
でもこれを機に「Cultural appropriation(文化の盗用)」について少し勉強することができて、とても興味深かったです。
〈文化〉を捉え直す――カルチュラル・セキュリティの発想 (岩波新書)