「The Hills」「ザ・シティ」に出演したケリー・カットローンとは?
2018/09/05
ケリー・カットローンはアメリカのファッションパブリシスト(広報)、テレビタレント、ベストセラー作家。
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ケリー・カットローンは1996年にファッション&ライフスタイルPR会社「People's Revolution」を設立。2008年MTVリアリティ番組「The Hills」に出演し、メインキャストのローレン・コンラッドとホイットニー・ポートの雇い主となりました。ホイットニーがNYへ移り、ファッション業界で奮闘する姿を描いたスピンオフドラマ「ザ・シティ」にも出演しました。
2010年Bravoチャンネルで制作されたリアリティ番組「Kell on Earth」に主演。同年「If You Have to Cry, Go Outside: And Other Things Your Mother Never Told You」を出版し、この本はベストセラーに。本の題名を直訳すると「泣きたいなら外へ出て行きなさい:母親が決して教えてくれなかったコト」(←ケリーが言いそうな台詞!)
この本では若くして成功を掴む秘訣を、自身の体験とともに綴っています。2012年には2冊目の著書「Normal Gets You Nowhere」を出版しました。
タイラ・バンクスががホスト兼製作総指揮を務める、オーディション型リアリティ番組「アメリカズ・ネクスト・トップモデル」にも審査員として出演し、歯に衣着せぬ辛口コメントが人気でした!
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1965年11月13日ニューヨーク州カミラスで生まれ育ち、21歳の時にニューヨークに移りました。ニューヨークに来てすぐに作家のアンソニー・ハーデン=ゲストに出会い、彼のアパートに転がり込みました。そしてアンソニーの紹介で、ニューヨークで有名なパブリシストのスーザン・ブロンドのもとで働くことになります。それがケリーの広報としてのキャリアの始まりでした。
22歳のときに画家アンディ・ウォーホルの弟子ロニー・カットローンと結婚し、のちに離婚。ロニーは当時のケリーのことを「ワイルドで野心があって、気まぐれでセクシャル。あのころのケリーと比べたら(ドラマの)『セックス・アンド・ザ・シティ』なんてカワイイもんだよ!」と表現しています。
当時のロニーとケリー↓
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若き日のケリー、華やかなNYの社交界。↓
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ケリーはスーザンのアシスタントを1年務め、ボブ・グッチオーネJr.によって創刊された大手音楽雑誌「Spin」のPRディレクターになりました。その後1年も経たずに、スーザンのもとでインターンをしていたジェイソン・ワインバーグと一緒に「Cutrone & Weinberg」というPR会社を立ち上げました。しかし、円満ではなくケリーはドラッグに溺れていきます。そしてジェイソンに会社の半分を売り、西海岸に移りました。そこで1年半、ロサンゼルスのベニスビーチでタロット占い師をしました(!!!)。さらに友達のバンド"groove"で歌ったデモテープをもとに「アトランティックレコード」と契約していた時期もあったそう。
かつて共同経営のパートナーだったジェイソンとケリー。↓
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33歳のときに、俳優のジェフ・コーバーと2度目の結婚し、離婚。その後、パリで出会ったイタリア人の恋人イラーリオ・カルボとの子供を妊娠しますが、妊娠中に破局。2002年に長女エヴァを出産しました。
2016年6月14日、自身のインスタグラムで成長したエヴァの写真を投稿。↓
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左がエヴァ。この写真なんてお母さんそっくり☆↓
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ケリー・オズボーンと仲良しらしく、インスタグラムにも度々登場。
ニュートラルな感覚で常に時代を読んでいるケリーだからこそ、年代問わず多くのセレブと交友があるのかもしれません。広報はまさに天職!
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